昨日映画「力道山」を見てまいりました。封切りに行けなかったのが残念でした。-_-;;
まずソルギョングさんの役作りの出来に拍手をと。正直シナリオはちょっと貧弱な気がしましたが、俳優たちのすばらしき演技と映像がこの映画の価値をグゥーンと上がらせたと思いました。(中谷美紀が清純可憐で綺麗だったなぁ~とも。韓国男児らのメロメロになってよだれをたらす姿が浮かんでくるような、、、^^;;)
もともと「風のファイター」のチェべダルさんに関心があったため、力道山があまり好きではなかったわたくしでござんすが、映画では力道山の方に手をあげてしまったのもまったく俳優たちの演技に感心してしまったからでしょう。
力道山は力士として出発していまする。でも差別に絶えられず、三十すぎという若くもない年で相撲を投げうってプロ-レスリングの世界に駆け込みます。そして成功のため徹底的に朝鮮人ということを隠しつつ日本の英雄として生きていきます。実際彼はキムチが臭うからといって出されたお皿を投げ出したりした話は有名だそうです。(でもこっそり通っていた焼肉やがあったり)
それでも結局日本には溶け込めず、同じ韓国人にも敬遠されてしまう、それが彼を矛盾だらけの人間にしてしまった一番の原因だったでしょう。そのうちだんだん敵が増え、悲惨な末路を迎えたと存じておりまする。
まあまあ、詳しくは映画を見てくださいまし。^^;;他にも会長役の俳優は確かに「感覚の帝国」に出演していた人ではないかと覚えておりますが、結構複雑な人物像を見事に演出していました。
またこの映画のみどころはソルギョングさんの日本語の流暢さ、、、でござんす。2年ほど前にNHK特別ドラマ「聖徳太子」で助演として出演した時にもびっくりしましたが、なんて見事にこなしているでしょう。あ、本当に日本語のしゃべりが流暢であるということではなく、そのイントネーションとかがです。
この映画をみて「外国人力士はなぜ日本語がうまいのか」という本を思い出しました。外国人相撲選手たちが他のスポーツ選手よりもずっと日本語が上手であることは皆様もご存知でしょうね。簡単にいえばハングリー精神がそうさせるということでした。野球選手などは最初から通訳さんがついていたりしますが、お相撲さんはそうできませんね。ま、面白い本でした。
もうじきクリスマスですし、気晴らしのおつもりで鑑賞してみたらいかがでしょう。ではでは、、、
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